医大前クリニック診療予約
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心療内科・精神科・皮膚科
医大前クリニック
島根県出雲市塩冶神前1丁目7番7号

TEL(心療内科・精神科)
0853-31-8880
TEL(皮膚科)
0853-31-8881
FAX 0853-31-8882

心療内科・精神科

司法精神・依存症

●司法精神
司法と関係する患者さんの診察を行います。必要に応じて、裁判所提出用の診断書を作成します。弁護側の情状の証人としての出廷に関してもご相談ください。費用に関しましては、心理検査の有無、公判期日の期限によります。ご相談ください。外部専門家と連携し、更生支援計画を作成することも可能です。
適切に警察署と連携し、未決勾留中の患者さんの診察も行っています。
成年後見制度に関する診断書や猟銃免許(精神保健指定医による)に関する診断書、運転免許証に関する公安委員会宛の診断書も作成いたします。

依存症

入院までは必要がない方のアルコール依存症やその他の物質の依存症に対する治療を行います。断酒目的と減酒目的では、補助的に使用するお薬が異なります。
いずれも心理社会的治療が優先ですが、特に減酒目的では、専門の研修を受けた医師とスタッフ1名の2名で心理社会的治療を行います。いわゆるプロセス依存(買い物依存・ゲーム依存・ネット依存・スマホ依存など)への対応は非常に難しいですが、認知行動療法的アプローチで治療を行います。必要に応じて薬物療法を併用します。禁煙外来も行っています。

神経発達症

知的発達症、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習(SLD)などに対応します。初診時に「見立て」を行い、生育歴、心理検査結果、現在の状態(お子さんの場合は親御さんからの十分な聞き取り)から総合的にゆっくり診断します。診断はあくまでスタートで、心理教育や特性理解、その後の心理社会的アプローチが重要と考えます。必要に応じて、作業療法士による個別・少人数ショートプログラムを行います。原則、小学5年生以上の方を対象としています。(小学4年生以下の方はご相談ください)あくまで薬物療法は補助的なものであると考えています。
成人の方は、環境調整がより重要であり、関係機関と連携します。社会資源の活用に関しても精神保健福祉士を中心として、適切な支援を行います。
いわゆる「グレーゾーン」の方に対しては、診断のあるなしに関わらず、その方の「生きづらさ」が和らぐように支援を行います。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

トラウマインフォームドケアと支持的精神療法を中心に治療を行います。補助的に漢方薬や交感神経の興奮を抑える薬、SSRIなどで薬物療法を行う場合もあります。セロトニン代謝関連で、鉄不足の方は、鉄分を補います。PTSDの症状の一つである過覚醒に対し、必要に応じて作業療法士がリラクゼーション・呼吸法目的で、個別・少人数ショートプログラムを行うことがあります。

ホログラフィートーク、USPTは準備中です。
ポリヴェーガル理論は現在学習中です。

LAI・減薬・薬物調整

適応のある統合失調症患者さん、双極性障害患者さんで、希望される方には持続性注射剤(LAI)を積極的に導入しています。4週間に1回または12週間に1回(12週製剤は、導入に時間がかかります)の筋肉注射で寛解をめざします。導入に際し、減薬・薬物調整が必要な場合は、慎重に調整します。一般的に、向精神薬は、増量よりも減量の方が難しいと考えています。